今日のてふてふ

中村半次郎こと、桐野利秋

明治６年、鹿児島に帰郷した西郷隆盛に従い

多くの薩摩出身の官吏たちが帰郷します

半次郎もまた帰郷します



写真は鹿児島市吉田町にある開墾地跡地

彼が失業した武士たちのための授産施設として

私学校の若者たちの教育施設の一環として行なったようです

生まれは鹿児島市坂元町

誕生の地も同じように案内があります


人斬りの異名をもつ半次郎

たしかに当時の新撰組、あの近藤勇が「薩摩の半次郎だけは相手にするな」

そう言うほどですから、剣の強さは凄かったでしょう

ただ本当に人を斬ったという記録は1件だけのようです

私が凄いと思うのは「伝説」です

「半次郎が斬ると言ったら、本当に斬る」というもの


西郷先生なくして意味はないと

陸軍少尉の地位も捨てて故郷へ帰る

桐野利秋の戦いとも言われる西南戦争


戦うことはよくない

殺しあっても誰かが悲しむだけである

今の世の中、簡単に殺されることはない

そう言いたいところだが、映画のような事件が毎日のように紹介されている


とくに声を大きくして言いたいのは「いじめ」の問題！

学校や教育委員会の問題が報道にあるが

ないとは言いませんが、親の責任が一番大きい

子どもは「親の鏡」である

勉強が出来なくても、成績が悪くても、「いじめ」はダメです


戦争、戦いは暴力として変わりはない

ただ、今の暴力に大儀はない

人斬りと言われる半次郎と、現代の自分勝手な暴力では天と地の差があることを

若い世代に感じてほしいものだ