› 今日のてふてふ › 2012年04月01日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年04月01日

てふてふ旦那「真実の日記」第2章

私に残された選択はただ一つ

『ギャラリーてふてふ』は嫁に頼んで任すしかない

私は外で働く決意をしました

信用してくださった方への支払の約束を守る為に


と、言ってもですよ

今の世の中、楽な仕事があるわけもなく

ましてや46歳の私を採用する職場なんて・・・

そこで考えました^^

どこの面接であれ、一発で合格採用されるところを探そうと!

作戦は「人がなかなか来てくれない職場」

そんな職場なら、たとえ経験のない46歳でも仕方なく採用してくれるだろう

そう思ったんです(笑)

そんなときに知人から紹介されたのが「養豚場」でした♪


面接を受け、合格を願ったものの

心の中に不採用であってほしい

そう思ったのが正直な気持ちでした


結果は「合格」。。。(笑)


初めての長靴

広い農場を歩くだけで足が痛くなりました

私は昔から、暑いとか、キツイとか、疲れたとか

決して口にしないタイプなのですが

口にしなくても体は正直に悲鳴をあげます


すでにご存知の方も多いかと思いますが

私は汗をかくのが嫌いで

他にも臭いニオイ、ハエ、蚊など大の苦手。。。

なんとまぁ~ビックリしました!

私の苦手なものがすべてフルコースで揃っているではありませんか(笑)


初日の感想は「いつ辞めようか。。。」でした


靴下は2週間で穴が開きます

1万歩なんて早ければお昼までに歩きます

初めて聞く専門用語

説明されてもさっぱり意味不明

おまけに新人マニュアルなんてありません

昔流の見て覚える世界なんです

「早くせんか~」「何をしてる~」


2日目から私の日記は「辞めたい。。。」の連続となりました


それでも1ヶ月もすれば慣れるだろう、そう思ったんですがね

全く慣れません

2ヶ月、3ヶ月、痛みは足、腰、背中とひどくなっていきます

毎晩シップ6枚、8枚貼って寝る日々が続きます


精神的、肉体的ストレスに加え

高温多湿の環境の中で、1日3回、4回着替える状況

汗が出なくなるまで汗をかく日々

通勤用の服を準備しました

職場の作業着はもちろんのこと、農場で使うものは何一つ家には持ち帰らない

帰ったらすぐシャワー

シャンプーは2回、3回

ニオイがしないか気になって神経がさらに疲れます

最悪は、嫁との会話もなく寝てしまうこと。。。


私の日記には半年たっても「辞めたい」の4文字が続きます


過酷な労働条件が悪いとは思いません

働けない人に比べたら、なんと幸せなことかと思いました

でも、夜中に体の痛みで目が覚めるようなことが何回もあると

正直なところ「限界だ。。。」という、健康上の怖さを感じたほどです

8ヶ月で68キロあった体重は56キロに


そんな私にある変化が起こりました!

「豚から教えられたな~♪」^^

すごい事に気づいてしまったようです!


それは!・・・・


つづく

◇次回予告◇




てふてふ旦那が気づいたのは!普通の男性がわからない「世界」?




  

Posted by てふてふ旦那 at 21:35Comments(0)出来事

2012年04月01日

てふてふ旦那、真実の日記①

今日は義理の母の命日

余命3ヶ月を告げられ、家族全員で精一杯の日々をおくったことを思い出します

生きていれば誰しも辛い出来事がいくつかは訪れることでしょう

私にとってお母さんの死は、とてもとても大きなものでした


そして1年間一切の活動を休止

翌2010年4月2日、大丸センターモールにて「ギャラリーてふてふ」をスタート

このとき、オープンを喜んでくれるかのように

蝶々がお店にやってきました^^


休みなく連日片道50分の通勤生活

営業時間が終わると急いで帰宅して食事を作る嫁

家のこと、子供たちのこと

そして作品の製作・・・

助手席で疲れて眠る姿を見ていると

往復で約2時間の通勤がもったいないと思い

2010年10月、現在の東町店を仮契約

私が大丸店、嫁が東町店という計画を立てました


そして突然の大丸閉店

作家さんや手づくりの好きなお客様に喜んでいただきたいと

精一杯頑張っていた私達は

真っ暗で長い長い時間に閉じ込められたようでした


唯一の支えはたくさんの励ましの言葉でした

正直、最初は励ましの言葉も

耳には聞こえても気持ちにまでは届かなかったのが事実です

ところが1週間が経ち、心配してくださるお客様の多いことに驚きました

電話越しに涙されるお客様も


そのとき決意しました

これで終わりにしてはいけない

再起できるかできないかは問題ではない

とにかく応援してくださる方に対する気持ちとして

一日も早く「てふてふ」を再開させると


怒りや悔しい気持ちがマグマのように熱くなっていましたが

心の中でお母さんの声が蘇ってきたものです

「みとちゃん、短気を出したらいかんよ」


2011年2月、都城市民となった私達は急ピッチで開店の準備

作家さんや、親父とおふくろの協力を得て昨年3月3日に現在の「てふてふ東町店」をオープン

そして現在に至るわけなんですが・・・


民事再生法は負債者を救済しても私達のような債権者は救ってくれません

誤解のように補足しておきますが

済んだことはいいのです^^

ココからが面白い話なんです♪


突然の営業休止を余儀なくされ、売上金は1円も回収できない

しかし自分達は支払をしなければならない

もちろん食べていかなくてはいけません

実質的なマイナスは300万円近くになり

もう私の選択は一つしか残っていませんでした・・・


つづく


◇次回予告◇

てふてふ旦那、豚小屋で働く?




お楽しみに(笑)



  

Posted by てふてふ旦那 at 12:00Comments(0)出来事