› 今日のてふてふ › 2011年11月04日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年11月04日

大丸の「閉店」から10ヶ月

さてさて今年もあと57日ですよ!

だんだん年末の忙しいモードへと入っていくわけですが

逃げたいわけではない、そう100%は否定できませんが

「2011年」から早く脱出したいと思うのは事実です

昨年の口蹄疫から、新燃岳の噴火、大震災、津波による被害

そして原子力発電所の事故、放射能問題

復興へ向けての瓦礫の除去と処理の問題

さらに円高による経済的深刻な状況・・・


今年を一文字で表すとしたら

「災」?それとも「絆」・・・


3月11日、日本中で、世界中で

多くの人々の時間が止まったことでしょう

でも直接の被害にあってない人には

「日常」という時間が動き出し、

できることは何でも協力しようと考えたあの瞬間でしたが

瓦礫の受け入れ一つとっても

「放射能が心配」という理由で受け入れを撤回する自治体


復興、復興といいますが

今からが被災された人たちにとって、一段と辛くなる時期だと思います

精一杯の力を振り絞って一日一日を生きていらっしゃるはずです

「どうか、負けないで」


今日は11月4日ということで予定を変更して

ブログを書かせていただきます


10ヶ月前、民事再生法の適用申請を突然提出した「都城大丸」

8月31日までに再生に関する話がまとまらず

期限は12月31日までに延期

やがて1年が経過しようとしています

すでに昔の話になっている感じですが

債権者となった私達にとっては1日も忘れられないことです


80年という歴史をもち、地域のシンボル的な存在だった老舗デパート

お買い物券を販売して現金を集め

支払はせずに「閉店」




誕生して間もない小さなお店でさえ

1円の入金がなくとも、お支払いはする

そう決意した1月4日でした


大丸さんのおかげで「てふてふ」は誕生しました

そのことは今でも感謝しています


ただ一つだけ納得できないことがあります

1月2日、新年の言葉で大浦会長がおっしゃったセリフ

「今年はおもてなし第一でお客様にサービスしていきましょう」

何十回、何百回と、考えましたが

どうしても理解できないんです

お買い物券を年末に販売したこと

12月の支払明細票の日付が31日から1月4日に書き直されていたこと



大先輩ではありますが腹が立ちます

個人的に腹が立つのではありません

お客様のことを考え、そう思うんです


1年経っても、当事者には消えない思いがあります

私も負けません

被災地の皆さんも!

絶対に諦めないで

そして諦めないと決めた「自分」に負けないで


最後に

今年を支えてくださったたくさんのお客様、作家さん、そして友

来年はそのお礼の気持ちをこめて

「ギャラリーてふてふ」は進化して参ります



都城市東町8街区17号
ギャラリーてふてふ

 原口 美俊


  

Posted by てふてふ旦那 at 20:54Comments(0)出来事